今回私の車のタイミングベルト交換も実に3度目の交換になります。
私が今の車になったのは1992年、フォトクラブ開始より随分前になります。FRクーペの車から雪道を走れる車に買換えの為オークションにて調達、第一印象は中身は確かだが外観が営業車、感触が悪く長くは乗れないと思いました。
外観含めて各部パーツ交換、座席も純正レカロとは名ばかりのフカフカシートも中古で探し当てたスパルコシートに交換、各部交換は実際自分の手を汚しつつ手を加えての現在です。
その後時が過ぎフォトクラブが創設、当初はPrelude代表者の車両で移動も直に車が壊れ、私の車での移動が常となり多くのカメラマンとモデル達を乗せ会場への足となり、次第にフォトクラブの顔となっていきました。品の劣る個性の強い車なので嫌う方もそれなりでしたが、登り坂の大得意なクライマー、その車内空間ではカメラマンの期待やモデル達が未来を語り合い、夢や希望も多く聞き届けてきた車です。
そんな車も年を取りディーラー点検でも、こんな車はお客様の役に立たないと新車のパンフレットを叩き付けられたりと、痛みが目立ち始めていきます。ボロボロになりながらも今も役割を果たそうと今も走り続けるこの車に対し今となっては感謝以外は見付からない、最後の最後までこの車の脈、心臓鼓動が止まるまで、他人の批判も受けてもそばに置いてあげようと思ってます。
私に仕えて28年、実に良く働く、案外ワシより長生きしたりして、そんなミラクルも悪くないと思います。では来週工場入ります。
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